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武田 喜代子*; 手島 光平; 佐藤 勝也; 鳴海 一成; 横山 正*
no journal, ,
化学肥料からの脱却を目指し、東南アジア等では、作物生産に根粒菌等を用いたバイオ肥料の利用を奨励している。しかし、化学肥料とは異なり、輸送や保存時の高温・乾燥によるバイオ肥料の品質低下等の問題があり改良が望まれている。そこで、炭素イオンビーム照射による高温耐性ダイズ根粒菌の作出を試みた。ダイズ根粒菌 USDA110株を供試菌株とし、原子力機構高崎量子応用研究所のイオンビーム照射施設(TIARA)にて炭素イオンビームを凍結乾燥菌体に照射した。照射菌体をYM寒天培地で28C・4日間培養した後、菌体をYM寒天培地に塗抹して45Cで14日間静置、又はYM液体培地に懸濁して45Cで5日間静置し、それぞれ28Cで4日間再び培養して生存する菌を高温耐性獲得変異株として選抜した。その結果、照射した菌体から、45Cで5日間生存可能な高温耐性獲得変異株が得られた。